2010年9月29日水曜日

超ウルトラスーパーラッキー☆

鍵を失くしたのです。 
アパートの。


気がついたのは帰りついた駐車場。
車の中でカバンをさぐって、「アレ?無い・・・」

朝からバタバタした一日でした。
そら屋で落とした?
二つのカバンと全身のポケットを丁寧に探してからUターン。


戻ったそら屋で、あってほしい場所を見るけれど・・・ 「無い・・・」
カウンターの上に、カバンの中身を全部出してみるけれど・・・ 「無い・・・」

もしかして朝、忘れ物を取りに帰った時、鍵を掛けずに出てきちゃった?
開けっ放しはまずいが、今回ばかりはそうであってほしいような、
そうでなければ、最終手段は大家さん宅。近所にあるのがありがたい。

まだ電気はついていたハズだけど、夜は更けゆく。急がなくては・・・

エンジンをかけてアパートに向かおうとしたその時、

頭の中を、ふとよぎる。
「・・・原信に行ってみる?」
今朝、買い出しで寄ったのはそのスーパー1件のみ。

サービスカウンターに行ってみる。
店員さんがファイルを開く。
一緒に覗きこみ、
祈る。。。

「鍵、ひとつ届いてますね」
「ホントですか!!!」
届けられた時間は、私が行ったより後の時間。

まだ引き取り手がいないということは、可能性大!!!

店員さんが、店長さんを呼びに行く。
お二人が戻ってくるまでの時間の長かったこと。

祈る。
届いている鍵が、私のものでありますように。。。。
探している鍵をクッキリと思い描く。
それ、ワタシのです。
神さま、届いている鍵、ワタシのです!!!

戻って来た店長さん。
「鍵には何か付いていますか?」
「茶色い皮のキーホルダーです」と答えた直後、
店長さんの手の中の不透明なビニール袋の中に見えました。
「それです!その鍵です!!」

駐車場に落ちていたのを届けてくれたのは、お客様だった様子。
名前は記されていなかったけれど、本当に感謝です。
何より、このスーパーが深夜まで営業していてくれること、そこで落としたことがラッキーでした。
いつも行くもう一件のスーパーだったら、既に閉店している時間。

そうして大家さんに迷惑を掛けることもなく、一人なにくわぬいつもの顔で、
だいぶ疲れてはいたけれど、ココロの中はほくほくと、
自宅のドアを開けることのできた瞬間の嬉しさといったら。。。

嗚呼、しあわせです。。。


2010年9月27日月曜日

視界良好

秋晴れの休日
まとわりついた疲れを吹き飛ばす風に身を任せゆく。
上ったり 下ったり
ゆるやかなアップダウンはあるものの
視界は良好。
万事歯車の合う一日は
「大丈夫。このままススメ」 のしるしとす。


先週はいよいよ到来の秋らしい忙しさで
ブログの更新もできず
書きたいことが溜まっていきます。
うかうかしてるともう10月!
よなよなせっせと、さかのぼり更新しています。

PEACE&LOVE2010 ‐七ころび八おき‐


「平和の希求」をテーマにした、近隣在住のアーティスト40余名による作品展。
今回の共通素材は「だるま」。

この「ピース&ラブ展」も第7回目、という数字にかけての「七転び八起き」であるのか、あるいは更に
一見、平和ともとれるがしかし、それはハリボテで内側は危ういと思われるこの時代・・・
を象徴しての張り子のダルマでもあるのか、についてはお聞きしそびれましたが
それぞれの想いを込められたこれほどにも多様な作品が集まることに、やはり感動でした。
常々作品を拝見するのを楽しみにしている、あの方のもこの方のも。
シリーズ的な楽しさの方のもあり、観るごとに違う世界を示してくれる方もあり。

  

ギャラリー主の東條麗子さんから解説を受ける中で、またひとついい出会いがありました。
その作家さんのお名前を拝見するのは初めてかと思いきや、8月にご
紹介した「ブルースカイプロジェクト」展にも出しておられた方だと。聞けば今も記憶に残るあの作品の作者であると。(その作品はうまく撮れてなくて残念ながらアップしていなかったのですが、展示を観覧したそら屋の知人は多分、全員が覚えている作品だと思います) 今回はあの時とは全く別路線の作品だったのですが、私の「気になるアンテナ」はしっかりキャッチ。 名前(ときに、
ネームバリュー)ではなく、作品やコンセプトに惹かれて、こんなふうに自分の中でつながる時の嬉しさといったら、感動的です。

それはこちらの作品。
藤井芳則さんの 「ほんまに何もしてません」。
私がタイトルを付けさせてもらえるなら 「何もしてなくナイくせに。コノコノっ」。 

ご本人いわく「平和のことなんて普段考えてませんから」というスタンスなのだそうですが
ホントはそんなことない、ハートの中に確かにある追求が、「あるカタチで」表現された作品でした。
解説を聞かないとわからないくらいのさりげなさですが、
でも、聞けば誰よりも強く、確かな想いが込められているかもしれない、と感じた作品でした。

  東條さんのチビだるまたち。

作品はいずれも販売可能とのことで、欲しいほどの作品もいくつかありましたが、
買う以前にまずは私も創れるひとになりたい!と希求していましたところ、
帰り際に、東條さんからペットボトルを利用して作った「チビだるま」の土台をいただきました♪
さあ、どんなだるまちゃんを作りましょう。
あと3カ月の2010年を味わいながら、次なる2011年に向かっての希望を込めて、
何度転んでもすたっと起き上がる「そら屋だるま」
を、作ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妙高市朝日町1-10-1
実験空間 Studio zero さんにて 
9月11日(土)~10月6日(水)まで (13時~18時・木金お休み)

2010年9月25日土曜日

運命のひと

昨年末に故郷へUターンしたキョウコちゃん。
それは運命を大きく動かす決断でした。
彼女を見守る縁の中で、半年経たずに二人は出逢い、迷うことなく先頃入籍。
共に歩み出したその素敵な御方と一緒にそら屋を訪ねてくれました。

顔出しはNGということで
しあわせな後ろ姿を☆

***

お聞きすれば、それは運命としか思えないような
これまで歩んできた道は、こうしてお互いに出逢うためだったとしか思えないような
もう永いこと一緒におられたかのように感じるくらい、すっかり馴染んだ空気のお二人。

こういうことって、本当にあるんだね。
そら屋のカウンターであれやこれや語り合った日を思い出しながら
キョウコちゃんの明るい未来を信じつつ上越での別れを惜しんだ日を思い出しながら
ただただうれしくて感動でした。

キョウコちゃん、ほんとうによかったね。
二人で訪ねてくれて、とても嬉しかったです。どうもありがとう!
また是非に、再見(^_^)/

2010年9月22日水曜日

眩しいです ・ その2

日頃、大変お世話になっているとーさんズ
それぞれで来たのに偶然ご一緒になるミラクルズ
揃ってブルーベリーのレアチーズをご注文ズ

仲良しなんだからも~
うれしくてパチリ☆


(左)丸山とーさん
そら屋オープン前の改装作業時から、大工仕事等たくさんのお力を貸していただいています。
日々、届けていただくたくさんの野菜や山菜が、そら屋メニューの季節の味となっています。
丸山さんの自伝本『山に戯れ』は、カウンターの本棚にあります。

(右)スタッフらんちゃん・とーさんの宮崎さん
自営業主の大先輩として、人生の大先輩として、日々いろんなことを教えていただきます。
人生を愉しむことについて。追求するべきことの本質について。
思考がごちゃごちゃした時は、宮崎さんと話すととてもクリアに、シンプルになります。
宮崎さんの作品『一期一絵』は店内随所に。
小上がりには、作品をまとめたファイルがございます。

(スミレ屋のゆりちゃんが素敵なカバーを作ってくれました。)

愉しんで生きている方が生み出すものは、野菜であれ、言葉であれ、
ご本人同様に力強い輝きを放っているように思います。


いつもありがとうございます☆

2010年9月21日火曜日

「おしゃべり処 よってきない」

仕込み日の朝
「今日はよってきないの日だよ~」とうれしいお誘いメールをいただいて
初めてお邪魔してきました




ご一緒したねーさんず。話題も笑いも尽きません。

仲町6丁目の雁木通りのお宅で、毎月1、11、21日に開かれる「おしゃべり処よってきない」。
300円でお昼ご飯を提供して下さいます。
切り盛りするおかみさんたちも集まってくる方々も、
明るくてパワフルで活気に満ちていました。

     

今日は新米の栗ご飯とお月見をイメージしたおかず、みょうがと茄子のお味噌汁など。
食後のお飲み物は100円で。 お抹茶をいただきました。
かあさんたちのやさしさが詰まった季節の味覚に大満足。ご馳走様でした。



玄関を開け放った町家に続々と、女性だけでなく、ご町内の男衆方々、
ご家族に手をひかれながら
杖をついたお年寄り、
出かけて来られない方には宅配でお届けもしているとのこと。
皆様この日が楽しみでいらっしゃるだろうな・・・
この地域に暮らす方々に「求められている場」であることを強く感じたご来訪の風景でした。

ヨリドコロっていうのは、
まさにこういう場所をいうのでしょう。
私みたいなのが一番ヨソモノであると思われましたが、そんなことは関係なくて
わけ隔てなくあたたかい、おかみさんたちでした。

その場所は、
身近な足元の暮らしを大切にしながら、広くおおらかに
通りがかるどなた様にも 「よってきない」 と開かれていました。

2010年9月18日土曜日

ワニの背中を切る


閉店後の仕込み時は、オーダーやフロアーのことを考えなくていい分、
ひとり黙々と、いろんなことを考える。
その日の感謝、最近の出来事、明日以降のための段取り、気掛かりなことについて、等々。。。

それはなかなか貴重な時間ではあるけれど、
忙し過ぎた日に延々と仕込みが続くと、考えるのにも疲れてくる。

元気な時は集中して思考が真空になるけれど、今日はもう散漫で。

半割りにしたゴーヤをスライスする頃には、
まな板の上のイボイボが、ワニの背中。


「ワニの背中なんて触ったことないけど」

もう可笑しい自分がゆらり。
サクサクとワニを切る。

・・・てなコトを書いてないで早く寝なさい!
ってコトですね^^:
明日は連休ナカビ。
さて、世間の皆さまはどうお過ごしでしょう。
おやすみなさい。
           

2010年9月15日水曜日

親知らず抜歯その後

元スタッフのひろ子ちゃんから回復祝いのお花をいただきました☆
いつもお気遣いありがとう!
夏を名残り惜しみながら、きらめく秋を感じさせるような
かわいくて元気の出る花束です。



手術から4週間が経ちました。
まだ抜いた後の穴ボコはありますが、食べモノがハマりこんで困る程の段階は過ぎ、
もう食事もバッチリ、何でも美味しくいただいています。
外科的な痛みというのは、例えばココロの傷の痛みなどに比べれば、実にあっけないものですね。
どこがどう痛かったのやら、暑さの記憶と共に早くも忘れつつあります。
(とはいえ、痛いのも暑いのも、もうしばらくイヤですけれど。)

大騒ぎしたので、これから親知らずを抜くかもしれない人を怯えさせたかもしれませんが、
タイヘンなのは、あくまでも親知らずが「まっすぐに生えていない人」の場合です。
歯ぐきを開いて~ 骨を削らないと~ 抜けない人は~・・・ 腫れるんですって☆
スゴク辛いのは2~3日。ほっぺが腫れていたのは1週間。
傷が痛くて口が開きにくかった「おちょぼ口期間」は8日~9日くらいでした。
まともな食事ができたのは、更にその後、抜糸して歯ぐきが落ち着いてからかな。
(ちょっと落ちた体重もあっけなく回復。。。)

素直に生えている方は、抜歯当日から抜いた反対側でご飯も食べられるというから、どうぞご安心を。
この日、花束をくれたひろ子ちゃんは、まさに前日、抜歯したところと聞いてビックリ!!
非常に恐縮しましたが、私は抜いた翌日にトマトパスタなんて絶対無理でしたわ!!!
まあ、ほんとうに素直~なひろ子ちゃんだからね☆ 歯も素直!うなずけます。

私と同じく「埋状智歯」タイプの曲がった方~ それでも、大丈夫ですからね☆
ちょっとの勇気と、ささやかな気休めと、
個人差はあっても多少は役に立つかもしれない経験談を、差し上げられるかもしれません。
抜かねばならなくなった時、怖がりさんは、そら屋カウンターへどうぞ☆

2010年9月13日月曜日

「60点でいいんです」

言われたのは、人生で初めてかもしれません。

せめて80点から90点は取りたいところ、届かないことも多々ある中で

うっかり98点を取ったりしたら、「よくやった!」ではなく、湧きあがるキモチは「ザンネン!」
それってナンダロウ?と思うけれど、
いつも自分にとっての「100点」からの距離を思い、
登り行く道のりの険しさを思って、気が遠くなるのが常です。

9日の土曜日に早じまいをして伺ったのは、小菅江美さんの
森のようちえん てくてく 
。 
長野は安曇野で
舎爐夢(シャロム)ヒュッテ  を営む臼井ご夫妻を囲んでの、20数名の宴でした。

シャロムさんは、HPを見ていただければわかるように、事業内容がもう凄いんです。
どうしたらそこにたどり着くものなのか、私には想像もできず、それこそ気が遠くなる思いですが
そのオーナーさんにお会いして、感じ取りたいことがたくさんありました。


その臼井さんがおっしゃった言葉。
「60点でいいんです。」

長い目で見れば、少しずつ100点になれるのだと。
発想に「時間軸」を加えることを、教えて下さいました。

「60点」でいいんですか!? ・・・なんて気が楽になるんでしょう。。。
つい笑みがこぼれてしまいますが、
そう、その余裕の心持ちが、また
今日を丁寧に務める力、この瞬間を愉しむ力につながるんですね。

他にも、妻の朋子さんや、糸紡ぎの片山さん、てくてくの今ちゃんセンセイのお話・・・
「冬の日」さんご一家、「宮崎農機具店」さんご一家、自然な食や生き方を模索している魅力的な方々の会話から、
いろんな発見があり、たくさんの感動やヒントをいただきました。
持ち寄った美味しい食事と尽きない話を堪能しながら、夜が更けるのはあっという間でした。


*****

この日の早じまい告知を見て、間に合うようにとご来店下さったお客様がた、
仕込みと片付けを終わらせてスッキリと行けるように、がんばってくれたスタッフ・らんちゃん、
そして、この場を作って下さった江美さん、てくてく・
スタッフの皆さま、お会いできた皆さま、
とてもいい時間をいただきました。どうもありがとうございました☆

エチカの鏡

世界を歩き、今は日本を縦断中の歩き人・ふみさん と、共に歩くパートナーのあゆみさん
の旅の様子が、昨夜のテレビ番組「エチカの鏡」で紹介されました。
(ご覧頂けなかった皆さま、どうぞお二人のブログ↑をご覧ください♪  取材時の様子もですが、放送時の日記も既にアップされています!


お客様・Hちゃんのご縁で、ふみさんがたびのそら屋を訪ねてくれたのは2007年10月のこと。
しばしの上越滞在の間、そら屋で何人かのお客様と一緒に旅の話を聞かせてもらったり、折り紙の
「天使さま」の折り方を教えてもらったり、貴重な時間をいただいた数日間を懐しく思いだします。
(その時、駆けつけて下さったそふぃーさんのブログでもご紹介されてますので、どうぞご覧下さい♪)

むしろ出会った人々の中にこそ、いろんな感動や思い出を刻んでいく旅なのかもしれません。
あれから3度の冬と不測の事態も乗り越えながら、今では二人になってより一層楽しく
歩んでおられる
ご様子。
その日の予定も、ゴールの期限もつけない彼らの歩き旅。
これからも行く先々で、たくさんの笑顔が行き交う様子が目に浮かびます。 

2007年のふみさん。
荷物を積んだベビー・ジョガーを見なければ、フツウにココで暮らしている人みたいな
超自然体な旅人さんでした。
旅が暮らし、暮らしが旅なのです
ものね。

***

旅といえば「自分探し」と言われることが多いですが、
彼の場合はもうそんな次元ではないんだと思います。
自分の人生で何をするか、どう生き、どう愉しむかについての
明確なカタチ、答えを感じます。
そして出会った人は 「,and you?」 と問いかけられるのです。

2010年9月9日木曜日

9/11(土)早じまいのお知らせ

今週の土曜日(11日)は、誠に勝手ながら、夕方5時過ぎに区切れ次第、閉店させていただきます。
どうぞご容赦ください。


知人宅にて、長野県からのお客様を囲んでの宴です。
食と暮らしに携わる自営業主さんらも複数お越しとのこと。
なかなか
シゲキ的な内容と予想されるがゆえに、気掛かりなのは我が身のエネルギー不足。
何につけ、行けば元気になるというものですが、行くにもまずはある程度の元気を要します。
まあ流れはそちらに向かっていると思われるので、
無いものはあんまり絞り出さずに、
ちからを抜いて
行ってみます。

* * * * * * * * * * * * * *
台風が去って、朝晩すっかり涼しくなった上越です。
涼しくなれば即、体力も回復しそうなものですが 、まずはこらえていた疲れがどっと出てきた週はじめでした。
デトックスとも思える日々を経て、よく食べよく寝て、それからようやく秋に向かう元気が出るのかな。
皆さまもどうぞご自愛ください。



そら屋版「うふっとにっこり」は、桃のシャーベット♪
桃を煮たシロップとミントで作った簡単まかないおやつ。
メニューには載っていません。あしからず。

2010年9月7日火曜日

momoco作品展『20100532』

「うふっとにっこり」展の後は、momocoさん初の個展で「ほんわかにっこり」。
優しさと愛がいっぱいの世界です。
そしてこちらのファンタジーにも、彼女の世界の「リアル」を感じます。
この健やかさや、あたたかさ、ささやく生き物たちが、彼女の日常なのだろうと思うのです。
子育てをしたり、忙しく働いたり、その暮らしの中で感じ見る世界のきらめき。。。
それを描いて伝えるすべを持っておられることが、素晴らしいなあ・・・としみじみ思う作品の数々です。

モモコさん初が描くのはいつもにこにこの笑顔たち
人も動物も虫も草も風も
みんな仲良し


        

秋の日にきらめく草原ようなこの色にうもれたい。    
    会期中にみんなで描き足して行くというこのライブペインティングのボードは
まるでしあわせの絨毯みたいです。

***

イト-ヨーカドー・エルマール2階 「crafut&gallery kukka」さんにて
9月13日(月)まで 10時~19時

2010年9月6日月曜日

うふっとにっこり展

5人の女の子たちの「うふっとにっこり」を形にした作品展。
でも、そんなひたひたとした、静かなものではなかったです。 かなりワクワク度の高い世界でした。
観る側としてはむしろ「うひょ~とにや~」展。 (・・・かわいくない・・・)
「うわぁ☆スゴイ!」と大コーフンで拝見しました。いずれも、もう一回観たいです。
(以下、全員分ご紹介できずごめんなさい。)



星野智世さん作



東條亜美さん作

* * * * * * *

写真は作品のごく一部分でお伝えしきれないのがもどかしいです。ぜひ全容を観てほしいです。
高校時代の同級生だというこのお二人の作品に共通して興味深かったのは、
数値的・実線的リアルと、わくわくするようなファンタジーや女性ならではのやわらかさの融合。
そして、描かれたファンタジーもまた、彼女たちにとってはリアルなのだろうと思えるような、
ふわっとしているようで、実はもっと逞しく確信的なのではないかという、発想の力強さ、
現実世界と夢世界との織り交ぜ具合が、とても好みな感じでした。

例えば、星野さんの正善寺ダムワールドは実際の等高線を正確に刻んで描かれており(つまりリアル)
一方、そこを跳ねまわるうふふな生き物たちは、一見ファンタジーに思えるけれど、
多分、彼女の世界(および同じように感じる人の中)では、それもまたリアルなのだろうと思うのです。
東條さんの作品もそう。
設計士としての緻密な図面や模型の正確さ(つまりリアル)が作品の土台にある一方で
レタリングの文字や、挿し色のやわらかさ、映る木陰や人影に遊び心は満載で、
込められた想いの乙女な部分が、今のところファンタジーとも言えそうですが、
(コレについては表記・解説はされていません

今日ちょうどお会いすることのできた彼女は、それをいつかちゃんと現実のものにするんだろうな・・・と、
私は確信するのでした。

* * * * * * * * * * * 
出展者の5人とも、暮らしを楽しみ、各々の世界を愉しんでいるのだろうけれど、
きっとそのまんまの「暮らし」や「世界」でなく、もっとアクティブなのだろうな、と思います。
日々が更に愉しくなるものを積極的に生み出していく、
現実の中で、つい笑みがこぼれるくらいの夢を描き、それをカタチにしていくチカラ。。。

負っけないぞっと♪ 

* * * * * * * *
「Lounge room 」さんにて9月12日(日)まで
上越市飯四反田1404-4
水曜定休・11時~19時半

2010年9月5日日曜日

チカラふりしぼる夏

まだまだ連日真夏の様相ですが、暑さでヨロヨロしている間に、気が付けばスーパーにはいちじくや、
ぶどう、梨などが並び、
大好きなスイカたちの姿は確実に減っていてハッとします。
知人らの畑でも、夏の作物はそろそろ収穫終盤とのこと。
例年通りに季節の移ろいの中でのことなら、それもまた次なる秋のお楽しみが待っているというものですが、 今年は
この暑さと日照りでナリが悪いとか、育たなかったとか、 そろそろ準備したい冬野菜の苗が植えられないとか・・・
苛酷な猛暑。これからの秋、そして冬への影響は計り知れません・・・。

でもまずは暑さの中でたくましく育った実りたちを、ありがたく頂戴しましょう!

Oさんからの最後のバジルは、我が家のバジルと合わせて、この夏最後のジェノベーゼソースに。
バジルをたくさんいただくからこそできる「そら屋風ジェノベーゼスパゲッティー」。
いつも人気ですぐにソースが終わってしまうので、メニューに登場するのはほんの一時だけです。
名残り惜しい夏の味をどうぞ。



例年ならお盆を過ぎれば夜風も涼しく、ほっとカラダの休まる上越ですが
今年は9月に入っても猛暑の勢いはとどまらず
むしろ熱帯夜加速で寝不足・バテバテの一週間でした。
あまりに寝苦しい夜、
どうやら自分のカラダが熱いことに気が付き、そうだ冷凍庫の保冷剤!
「氷枕がイイ」とかウワサには聞いていましたが・・・
手拭いで巻いて首のリンパ付近やおでこに当てたらすぐに眠れました。
エアコン入れない派の皆さまどうぞお試しください☆
嗚呼、明日も最高気温35度の予報。
一体いつまで続くのでしょう。
屋外および常温でお仕事の皆さま、心からお見舞い申し上げます。