2011年12月26日月曜日

12月26日(月)



今年の営業日も、残すところあと二日となりました。
26(月)はお休み。

27(火)は臨時営業で、28(水)が年内最終日です。
(最終日は売り切れじまいとなりますので、夕方のご来店はどうぞご注意ください)

そして、そろそろ年賀状を書かねばならぬところ、未だ未完成。。。

手付かず、ではないのです。
作成に取り掛かり始めたのは、例年より早かったくらいです。
なのに、今年は、なんというか・・・ 言葉が見つからないのです。。。
紡いでも、完成しきらないのです。

それでつい連日、久々のブログを書いたりしています。

言葉が溢れるほどに感謝の日々だからですが
こうしてつれづれに書いていると、少しずつ
不要な言葉がそぎ落とされて
綴るべき核心に、近づいていけるような気がします。


年賀状は、日頃そら屋でお会いできる方々には割愛させていただいています。
(それでも毎年送って下さる皆さま、ありがとうございます☆)
新年早々にまたお会いでき、直接ご挨拶できるのは何よりのしあわせ。
作成に時間がかかるのは、主に遠方の友人知人らに送る、年に一度の便りです。

学生の頃から、旅の話などを書いた「通信」を不定期に書いては読んでもらっていましたが

その続編を今は年賀状にしたため、近況報告としています。


大変な一年でした。
でも、しっかり生きた一年でした。

書きたいのはおそらく
そういうことです。

2011年12月25日日曜日

12月25日(日)

始まりました。
雪かきDays・・・



こんな日にもご来店くださるお客様に感謝です。

雪の中を20分、歩いてご来店のご夫婦。
「こちらに来たくて、歩いて来ました」(にっこり)

大雪の日は車を出すより歩いた方がいいのです、と
いつもにこやかな奥さまと穏やかなお連れ合いさま。


皆さまの笑顔、交わす言葉に
開けててよかったね・・・ と除雪疲れがねぎらわれます。


営業前にした雪かきが振り出しに戻るほどに
昼過ぎからまたしっかりと積りました。




軒下には咲き残りし一輪の薔薇。
2年前の誕生日に、らんちゃんと母上からいただいた鉢です。
雪の日にもたくましく生きよと?
あるいは「我は雪椿」と思いしか。。。


朝一番には除雪車が置いて行った店前の雪塊を
丸山とうさんが除
雪して下さった様子。
お陰で私は駐車場に専念できました。
とは言え、時間とたたかいながらの
全速力の雪かきは身にこたえます。

お隣の若杉さんも定休日にもかかわらず
朝に昼に、ピーター出動してくださり
私がし切れない駐車場と駐車場までの道を何往復も
きれいに除雪してくださいました。

皆さまのお陰で何ごとも無きように営めること。
ほんとうに感謝です。

サンタクロースは子どもたちの元へ。
そら屋にはいつもと変わらず天使な方々、巡回・常駐。

ありがとうございます。

2011年12月24日土曜日

12月24日(土)


一晩で町がふかふかに白くなりました
今朝はこの冬初のスノーダンプ
妙高山が見えたのでご機嫌さん



降りやんだ後の青空は 
嘆息するしかないうつくしさ



今日も嬉しい笑顔がたくさん
やさしい気持ちがたくさん

たくさんの愛をいただきながら
ふくふくと
今年もしあわせなイブ&イブ・イブでした




どなた様にも 穏やかな夜を

メリークリスマス


2011年12月9日金曜日

年末年始の営業のご案内



今朝は車の屋根が白くなっていてビックリ
とうとう里にも雪が降りてきました

アラレが降ったりやんだりの寒い一日

今年が一日一日、ぱたぱたと
折りたたまれていきます


***

年内最終週は変則的な営業となります
どうぞご注意ください


12月26日(月) 定休日

12月27日(火) 臨時営業いたします
11時~18時00(LO)

12月28日(水) 年内最終日です
11時~17時頃閉店


皆さまの仕事納めを前に、
変わらぬ日常の中で、
ほっとひと息、どうぞお立ち寄りください


***

新年は1月7日(土)より通常営業いたします
どなた様にも穏やかな年明けになりますように

まずは一日一日を
かけがえのない今日を
歩んでいきましょう


2011年12月5日月曜日

卒業

頭の中で尾崎豊の「卒業」がリフレインしているけれど
た、た、か、い、からの、卒業・・・」ではなくて。



「バイク乗りからの卒業」
というのもちょっと違う


旅人であ
ることからも、気がつけば「卒業」している
区切るともなく、いつの間にかしなくなっていること
忘れてしまっていることがいろいろある

でも、
それらはまたいつでも始められること
バイクに乗ることも、旅に出ることも
それを望み、踏み出しさえすれば

ただ、
同じ場所には2度と戻れない
その覚悟のようなもの・・・
それが「卒業」の意味かもしれない


選ばなかった道は、
無かったと同じ
あるのは今来た道と
これから行く、まっさらな道




学生時代に全国を旅したのは初代のオンロードバイク
京都に就職してから一緒に過ごしてきたのはこのオフロードバイク
SUZUKI DJEBEL200

よく走ったね
たのしかったね
16年間、いろんなことがあったね

それを一番知っているコな気がして
次のたのしいことも見届けてほしくて
多分
手放せなかったのだと・・・

でもね
いつの間にか私は
ジェベルを伴わない道を歩んでる


傍にいてくれるのは
いつも天使
たとえ物であっても

大丈夫になるまで居てくれる天使

ようやく大丈夫になったということなのだと
感謝して手放そう

まだまだちゃんと走れるコだから
また次の誰かと新しい道を走れるように

手放せることに感謝して

どうもありがとう。

師走 吉日


2011年11月29日火曜日

早じまいのお知らせ



妙高山の谷筋も白くなり、
3回降ると里にも降ると言われている「南葉山」の雪も
もうカウントを越えているような・・・
師走目前です。



お知らせが直前になってしまいましたが、休み明けの11月30日(水)
誠に勝手ながら夕方区切れ次第、早じまいさせていただきます。
12月5日(日)と併せまして、どうぞご容赦ください(謝)



冬本番を前に、日々色を変え、うつりゆく景色が
ただもういとおしくて、目が離せません。
元気に一年を締めくくっていきましょう☆


2011年11月28日月曜日

「デザートフラワー」上映会のお知らせ



12月4日(日)は上越映画鑑賞会の例会です。
DESERT FLOWER

ソマリア出身のトップモデル、ワリス・ディリーの自伝を
本人監修のもとで映画化したという作品です。

女性の人権にまつわる告発映画は
いつもとても痛く・・・ 辛いことが多いのですが 
女性監督のまなざしが描くものにはきっと、確かなる希望があるに違いないと
期待するのです。

 「砂漠の花」 ですから。


公式サイトがつながらないので、You Tubeの予告編をリンクします。
ほら、やっぱりそこには
鉄壁の女の友情が・・・☆



当日は17時頃に区切れ次第、早じまいさせていただきます。
チケット、そら屋にございます。
世界館で逢いましょう。



最愛の人が死んでしまう話と
女の友情が織り交ぜられた話
には
めっぽう弱いです。
「マンマ・ミーア!」みたいな底抜けに明るい映画でもね。
笑いながら、よかったね!(/_;)って泣ける映画が
観たいなぁ

2011年11月1日火曜日

「津軽百年食堂」上映会のお知らせ



今週末の日曜は、上越映画鑑賞会の例会です。

津軽百年食堂


実際に100年営まれている食堂も舞台として登場するとのこと。
変わりゆく時代を越えて受け継いでいくことは
たやすいことではないに違いありません。
どんな想いが込められてきた日々なのでしょう・・・

ドラマよりリアルが知りたいところですが、まずは
ロケ地・青森・弘前の人々・風景に触れさせてもらいに行こうと思います。

当日は夕方、区切れ次第、早じまいさせていただきます。
ご容赦ください。



チケット、そら屋にございます。
世界館で逢いましょう。





学生時代
バイクであちこち旅したのですが

長崎・鹿児島・山梨、そして青森県は
全く訪ねそびれたのです。

山梨などは、オトナになったらワイナリー巡りと称して
ゆっくり行けるものと思っていたのに・・・

なかなか行けないものですね。

2011年10月20日木曜日

もう下旬ですか・・・


「花ロード」の疲れを引きずったまま日々が過ぎ、気がつけば10月ももう下旬へと。。。
今週末は、秋の高田のもう一つのビッグイベント、「SAKEまつり」です。
食べ物ブースの出店も多いので、お酒を飲む方はもちろん、飲まない方にも楽しい催し。
私もお休みだったらな~~・・・ と、ちょっと羨ましがりながら、
そら屋はいつも通りに、(むしろちょっと気合を入れて) 営みます(-_-)v



町でイベント(特にグルメ系)がある時は、それがこちらの日常にどう作用するのか
いつもドキドキハラハラするのですが、花ロードの週末は、お陰様でそら屋もよく賑わいました。

お越し下さった皆さま、「ブログを見て」と「秋のそら屋ご飯」をお召し上がり下さった皆さま

どうもありがとうございました。
ご好評につき、「秋のそら屋ご飯」は「SAKEまつり」の今週末も
少量仕込みでひっそりと登場いたします。

スミレ屋さんの「一箱古本市」に出した本も、いい具合に旅立ってくれました。
楽しいイベントでした。
お求めいただけた本たちは、どこかのお宅でもうひとシゴト、お役目果をいただけてシアワセです。
残った本は、これで存分に活躍しました、と心置きなく手放すことができます。
お求め下さった皆さま、どうもありがとうございました。

そら屋店内ギャラリーの、「すずめ商店」さんの一箱古本コーナーは、当面継続開催いたします。
只今オシゴト関係本が入荷中。どうぞお手に取ってご覧下さい。




毎年、この時期はとて~も眠いのです。
夏の疲れも出るのでしょうか。
眠れども眠れども・・・
いい気候のうちにやりたいこともたくさんです。

久々の更新になりましたが
元気の出るものをいただいたりして
うれしい毎日です。

2011年10月7日金曜日

花ロード・スミレ屋



今年もこの3連休に高田の町で開催される「花ロード」。
その目玉といえば!お茶の間雑貨・スミレ屋さん。
雑貨や手作り布小物と併せて、今年は初の試みの「一箱古本市」が楽しみです。
うきうきすること盛りだくさん。 詳しくはスミレ屋さんのブログをどうぞ。


 
そら屋も「ひと籠(かご)」出させていただきました。
なんとな~く手放せなかった本。
いつか使う日が来るといいな~と思っていた(が、来なかった)趣味の本。
どなたかお役に立てて下さる方と出逢えますように。

残念ながら素敵本シリーズではないので、
全部ではないですが、一部に、ポストカードをプレゼントとして挟み込みました。

古いカードもありますが、手元にあるものの中から、その本のイメージで選びました。
しおり代わりにどうぞ。

 
カードに同封したメッセージには、あやねちゃんが作ってくれた「店主ハンコ」を♪


価格とおすすめコメントを書いて挟んである「スリップ」に押したのは
そら屋開店当初、私が店を開いたことを知った大学時代の後輩「そだち」が作ってくれた
「そら屋ハンコ」です。
いつもはコーヒーチケットに押したりしているハンコですが、
このスリップの幅にピッタリで、まるであつらえたかのようなサイズです! ありがとう!


出品本は大したことないものばかりなのですが、その分、ハンコを押したり、カードを選んだり
メッセージを書いたりして
連日夜なべ・・・ なコンディションですが
本業もがんばります。

この土日は、いつもの「そら屋ごはん」(そら屋風ナシゴレン)に代わって
恒例の「秋のそら屋ごはん」が登場します。
少量仕込みなので、いつも宣伝せずに密かに登場するメニューです。

うれしい秋の休日に。
いつもと変わらぬお仕事の合間に。
ほっとひと息、お過ごしください。

2011年9月27日火曜日

ラストチケット



「最初で最後」という言葉はよく聞きますが
これは「最後が最初」という稀なお話です。(長いです)

***

それは、「羊毛とおはな」コンサートチケットの「完売御礼」を書いた直後の14日の水曜日のこと。
お取り置きしていたチケットが2枚、急きょキャンセルになりました。
「完売」と発表する前ならそれほど動じなかったと思うのですが、
日曜日の上越タイムス紙上でも、そら屋取り扱い分については完売と書いていただいており
チケットを必要としている人はまだ居るには違いないけれど、伝達手段に悩みました。
ブログに書くべきか、完売記事に気付いてない方からの偶然の問い合わせを待ってみるべきか。

問い合わせ殺到の混乱は避けたいけれど、
万が一、必要な人に届かないまま売れ残ってはタイヘン!
という不安もよぎり、一刻も早く確実に完売したくて焦ったのが正直なところ。

一日待って翌日、まずはチラシ設置の協力をしてくださったエルマールのKさんに電話。
周辺で買いそびれている方はいませんか、と。
そしてキャンセルチケット発生の告知方法を相談させていただき、
ブログ掲載は数日間様子を見て待つことに。 この時のKさんは、いつもながら頼もしかった~~
「まだ日があるし、2枚くらいすぐ出ると思うよ」。 その言葉の心強さったら。。。

そして早速1枚はKさんの声掛けで求めて下さる方が見つかり (Kさん、Mさん、ありがとうございます!) 
そしてラスト1枚になったところへ、
以前にもご来店下さったことのあるお客様が。。。

「羊毛とおはなのチケット・・・ 完売したとお聞きしたのですが・・・
    当日券などは・・・ (無いでしょうか・・・) 」
「有りますぅ~~~っ!!」
 
もう言葉を最後までお聞きせずにお答えしてたと思います。
嬉しすぎて思わず手を取り合って喜び合った私たちでした。
ペアでなく1枚だけのお求めだったのもよかったです。
行けない片割れの方がおられるのはせつないので、ラスト一枚の時はいつも緊張するのです。


事前にお電話も下さっていたとのことでしたが、こちらの定休日だったのかつながらず
そのまま完売告知が出たとのこと。
おはなさんたちのHPで、もしかしたら当日券が出ることも・・・というようなことが書かれていて
念のため聞きに来てみたのだと。
素晴らしいです。タイミングが幾日かズレていたらお渡しできなかったかもしれないチケット。

でも実は、本当のミラクルは更にその後のことでした。
その時、私の手元の封筒にはキャンセル分も含め、取り置きのチケットが5枚ありました。

当初預かった20枚が完売した後、追加で送っていただいた5枚でした。
そしてその束から一枚を取り出し、何気なく見ると・・・
チケットナンバー 「」 !!
わお☆

届いた時にはナンバリングは気にしてなかったのですが、よく見たら1番から5番が来ていたのでした。
全く無作為に、最後にお求めのお客様に「1枚目」のチケットが渡るなんて。。。
素晴らしいです☆☆☆
このはかりごとのない偶然を、ミラクルと呼ばずして何をミラクルと呼びましよう。。。


ずっと前からの羊毛さんたちのファンでいらっしゃるそうでした。
ずっと「上越に来ないかな、来ないかな」と待っておられたとのことでした。
そういう方の元に、最後の一枚でなく、最初の一枚が、用意されていたなんて・・・。
完売と聞いても諦めずに、足を運んで下さるこの方の想いをちゃんとご存知で。

ホントに、神さまったら。。。 


おまけに、この2枚のキャンセルチケットをお求め下さったお二人は・・・
私の記憶違いでなければ、どちらも同じ苗字!!
ミラクル~~



かく言う私も・・・

当日は開演ギリギリの駆け込みが必至で
したが

以前から待ちわびておられる方々を知っているからには
にわかファンの私などは末席でそっと・・・と
席の確保など誰にも頼まずに伺いましたところ
前述のKさんが私を見つけて下さり

「一番前にひとつ空いているからよかったらどうぞ^‐^」と
わお☆

ほぼ最後に来て一番前のお席って
どうなのよーーーー(/_;)
でも同じく最前列のモモコさんによれば
彼女たちも遅くに来たけどみなさん遠慮されていたのか
空いてたんだって☆

ということで、ミラクル力というより
皆さまからラッキーをいただく力は非常に強いところを
またまた発揮した店主でした(-_-)v

ありがとうございます☆


◆すみません。嬉し過ぎてつい長くなってしまいました。

◆その後、キャンセル待ちの問い合わせをして下さったお客さま
 お役に立てずごめんなさい。
 きっと別のうれしいことがありますように☆

◆画像は、夏の終わりに季節外れに咲いた紫陽花 「隅田の花火」です。

2011年9月26日月曜日

緩みました


このところ、とても疲れていたみたいでした
羊毛さんとおはなさんに癒された翌日は
久しぶりになんの予定も無い休日
こころ緩めたまま、気の済むまで眠り続けました




午後から対応した懸案は結局クリアできなかったけれど
それはそれでやむなしの心境
人生の難しさに比べたらこれしきのこと
別の手段を探すのはそう難しいことではありません

買い出しついでに出かけた直江津の図書館でゆっくりしていたら
曇りガラス越しにも空が晴れた気配
夕日が沈む前に海へと急ぎました



こんな日は海に行くのが一番
やさしい波の音

おおきなおおきな空


女の子がひとり、渚を歩いて行きました
夕暮れに見とれてというのでなく
足元を確かめながら、決意を踏みしめるような、しっかりとした足取りでした

夕焼けと夜が混じり出した水面に溶けることなく
くっきりと歩んで行く後ろ姿でした


***

緩めきって、深呼吸して、リセット完了
秋の愉しみごとに向かって、ぼちっと支度を始めます。

2011年9月25日日曜日

「羊毛とおはな」in高田小町



大満喫でした。
CDで聴くのとは比べ物にならないくらい・・・ というのは当然のことではありますが
生の歌声とギターの音色は、想像をはるかにこえて素晴らしいものでした。
ステージには、ひつじの「おやつちゃん」もスタンバイ。

***

あたたかい空気に満ちた会場でした。
そら屋でチケットをお求めになられた方の中には
ずっと前からのファンだったという方も、今回が初めてという方もおられましたが
チケットを手にされた時の笑顔とか、この日を心待ちにしている想いとかは
それぞれにきらきらと輝いているのがうかがえて
そういう想いを事前に垣間見させていただいていたこともあって
私はなんだか嬉しさや幸福感が倍増なのでした。


シルクのような天使の唄声に包まれていたら
全てのことが 「大丈夫」 と思えました。

隣りにも、後ろにも、会場中に居るあたたかい人たちを感じながら
日頃、張り詰めていたものなどがほろほろとほころんで・・・

想定以上の涙量に困ったり、羊毛さんとおはなさんの掛け合いに笑顔になったり
この上なくあたたかい、しあわせな時間でした。


***

この日は、1曲目の「Over The Rainbow」 で早くもノックアウト。
透き通る歌声が、真っ直ぐに、こころに沁みてきて
2曲目の「ただいま、おかえり」で、えーん。。。 
どうしてこうも涙腺がゆるいのかね(-_-)
ひとりだったら声をあげて号泣間違いなし。

CDで聴いている時は泣いたりしないのに。

むしろ、このやさしくてやさしくて、やさしさいっぱいのこの歌詞で、泣いてなるものか、と
それしきのことで崩れてはおれないのよ、と思ったり。
でも、目の前のおはなさんが放つ輝きとか、真っ直ぐな力強さとか、
声の波動とか、羊毛さんのつま弾く音とのハーモニーとか・・・
歌詞やコトバを越えた何かが、強烈に
作用するのですね・・・ 
不安や心細さへの共鳴ではなく、
希望に向かって一緒に顔をあげて臨むように招いてくれるのは・・・
やはり、天使なのでしょう。。。

天使と魔法使いと神さまには、あっけなく素直です。




今日はもしかして「花」をまとったお客様も多かったでしょうか。
私はいつものお気に入りのお花ネックレスを。
隣席のモモコさんとゲンちゃん親子は、花柄のブラウスと、
たくさんのチビひつじのイラストのTシャツで、羊とお花・ペアルック☆
ゲンちゃんが隣りだったから、また一段とココロほぐれました。
ありがとぅ☆

早じまいにご協力くださったお客様方
ぎりぎりまで片付けを手伝ってくれたらんちゃん
どうもありがとうございました。
感謝☆

2011年9月11日日曜日

完売御礼☆ 




そら屋でお取り扱いしておりました 「羊毛とおはな」コンサート のチケットは
好評につき、追加分も含め完売いたしました!
ありがとうございます☆

CD「LIVE IN LIVING for Good Night 」は、まだ余裕がございます。
ゆるやかなひと時のおそばに。 どうぞお求めください☆



◆画像はお客様からいただいた「ハマナデシコ」
浜に咲く品種だけあって、厚みのある葉っぱは丈夫そうで照りっとしていました。

なでしこジャパン、ロンドン五輪出場権獲得おめでとう!!
楽しみ継続、ありがとう~☆


◆先の日記の「署名」は次回締め切りが12月ですが、ひとまずひと区切りといたします。
ちょっと充電。
一次締め切り後の集約の状況や情勢を見ながら、自分の中でまたフツフツとしたら始めます。
その時は、今回お声掛けできなかった皆さま、どうぞご協力お願いいたします。
また、書類はいつでもスタンバイしていますので、
「自分も一筆書くよ!」という方は是非、いつでもお声掛けいただけたら嬉しいです☆
頂戴した分は、確実に送ります☆


2011年9月8日木曜日

署名

   

「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会への転換を求める全国署名」
先日、第一次締め切りに向けて、お預かりした90名様分、確かに発送いたしました。

ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました!


店内でのこの署名集めについては、考えさせられることがいろいろとありました。
どなた様にもくつろいでいただくための場所で、社会的な思考や対話を求めること(発祥の地・フランスの本来のcaféは、むしろそういう役割が強かったと聞きますが)、いろんな考え方の方がおられていい場所で、態度表明を求める結果となってしまうこと、 何につけ「署名」というものには抵抗がある方もおられると思います。 気持ち、わかります。私も署名は呼びかけ人や内容を選びますし、デモ、みたいなものは苦手で不参加です。 (長良川の河口堰に反対する「反ダム・アクション」は例外的に楽しかったですが。)

調理の合い間をぬって、なるべく共通認識がありそうな方にお願いしながら、
時にはそこからもう一歩踏み出す勇気をふり絞ったり、絞れなかったり、 時に、摩擦を生じたり、不愉快な思いをさせてしまった方もおられたかもしれません。「安全神話」はこんなにも浸透しているのか・・・と暗澹たる気持ちになることもありました。でも、だからこそ話題に出していくことが大事なのかも、と思ったりしながら声掛けをさせていただきました。

私がすべきは意見の違う人と議論することではなく、賛同できる方の一筆をひとりでも多く頂戴して、届けること。 暮らしの中に訪れた、「NO」と言える唯一の場面を有効に使わせていただくこと。大事なのは行動。被災することなく、変わらぬ日常を送ることができている私たちにできる、ほんのささやかなことのひとつですが、
私にとって、お預かりした90名様の一筆一筆は、とてもとても重いものでした。

***

この署名用紙は「(刈羽原発のある)柏崎市に住む姉からの依頼で」とお客様が届けてくださいました。
原発立地の地元では、こういった署名活動ができるのは「しがらみ」の無い方たちだけなのだと。
実際、そこに家族や友人たちのシゴトがあるから。


でもね、現場の人がどんなに危険を背負ってがんばってくださっても 人間のすることに完璧は無いでしょぅ。
そして「想定外」のことが頻繁に起こる災害大国。

たった一度の事故で、はるか未来まで取り返しのつかない惨事になるその危険性と
引き換えにできるしあわせなんて、無いと思うなぁ。。。
あたりまえにふるさとで暮らし、家庭菜園して、海のもの・山のものをいただいて暮らす、
という自由さえ奪われてしまった方々の姿を、日々、テレビで観て涙する私たち。

あれは、いつ刈羽および上越、そして日本各地で起こってもおかしくないこと。
違うシゴトをつくろうよ。 違うエネルギーでまかなえる社会をつくろうよ。

***

制御でききれていないものを扱いながら、どうして安全ありきと言えるんだろう。

作り出されるのは電気だけじゃない。
放射性廃棄物も生み出され続けているにもかかわらず、
処理方法は確立されていないこと、
各原発での保管場所はほんの数年後にはいっぱいになってしまう見込みであること、
管理・運転・保管に今後もかかりつづける莫大な費用は当然私たちが税金で負担すること・・・
あんまり言われてないよね。。。
温暖化防止に本当に有効だと思っているのかな。
海水を温め続けている原発。おまけに放射能を薄めて混ぜ流し続け。もちろん大気にも。
「薄めて広げる、少しならOK作戦」、今の現地対応でも見られますが、ほんとにやめてください。

復興増税に関して、未来へのツケを残さないために、と政治家が言いましたが、
原発こそがまさに未来永劫にわたる、生存権さえ奪う可能性を持つ重い重いツケなのに。
そのツケを、これで打ち止めにする決断を、
原発のお陰で発展してきた時代の恩恵にあずかってきた私たちが
身を切ってでもしようよぅ。

クリーンエネルギーの先進国では、日本の技術が輸出され実用されているのだと
映画「ミツバチの羽音」で紹介されていました。
持ってんじゃん! と、妙な逆切れの心境でした。
これまで原発の開発推進に注いできたお金と頭脳を持ってすれば、
代替エネルギーで賄う社会だってきっと作れるよ!

要は国が国策として本気で取り組むかどうかなので、要望の声を上げつつ
私はニッポンの技術者と研究者と経済界の方々のかじ取り牽引に期待したい!

そこでこそ、がんばれニッポン☆ 




つい、長々と書いてしまいました。

読んで下さった皆さまありがとうです。

震災からまだ間も無かった頃、
今よりクリーンエネルギーに関する情報も知らなくて
「脱原発」を表明するためには「代替案」が無いと言えないと思っていました。
今も、そう思っている方がおられるかもしれません。
そんな方にはお伝えしたいです。
あの時、お客さまが私に言って下さったこと。

「一市民の自分たちは、NOと言うだけでいいんじゃないかなぁ」
「NO」の声を受けて代替案を考えるのは専門家たちのシゴト。

そっかあ!!
私はすごく肩が軽くなりました。

「ヤなもんはヤ」でいいんです。

今ある原発だって、私たちは
よく知った上でOKサインをしてお願いしたわけでないのですから。
(立地地域では過疎を逆手にいろんな策が取られたと思いますが)


悩みながら話題にする中で
皆様からいろんなことを教えていただきます。
ありがとうございます☆

2011年9月6日火曜日

後日談いろいろ



仕込み上がりの空に月

昼ごろまでは強めの雨が残っていた上越ですが
午後には久しぶりに晴れ晴れとした青空が広がりました。

今回の台風12号がもたらした被害のニュースにただただ言葉を失いながら

変わらぬ日常を送れることの尊さを想って見上げる、うつくしい空です。

◆映画「サラエボ、希望の街角」
「紛争後」を描いた作品として、なかなか深かったです。
再建された街での暮らしの表面を映しながら、その奥底にあるものを確実に伝えてきます。
「再生」の道はやはり険しく・・・ けれど、そこには確かに希望がありました。
選ぶことのできなかった強いられた過去と、今、自らの意志で選ぶことのできる未来。。。
今を一歩ずつ重ねて生きて行くのです。
痛みを携えながら、
決断しながら、友と分かち合いながら、前を向いて。
主人公・ルナの人生の断片、通過点をそっと見守りながら、励まされるような
そして、やっぱ持つべきは友(女友達)だよねっ☆ と 
深刻さを振り払い、明るい次元に勝手に集約して、店の片づけと仕込みに戻りました。

感謝と希望を胸に。

◆梅シロップ
何に感謝って・・・日々たくさんあるのですが
先日、仕込んだ瓶をうかつにも割ってしまったことを書きましたが
それを読んでくださったお客様からナント! 青梅を頂戴しました!!
大感激☆☆☆
ブログを読んでいただいていることも嬉しかったですが、まさか冷凍梅をお持ちの方がおられようとは!
それを提供してくださる方がおられようとは!!
もう大感動です☆☆☆
冷凍すると細胞が壊れてエキスが出やすくなる上、保存もきくのですが、
「今年は忙しくてなかなか漬ける作業ができなくて」と、
お気遣いもあっておっしゃって下さったお言葉に甘えさせていただきました。
残暑のある間にお出しできるように即日、仕込みました。

今度こそ、取り扱いは慎重に。 
この夏「もう一回飲みたい!」もしくは「まだ飲んでない!」という皆様、待っててください☆

◆「羊毛とおはな」チケットについて
そら屋預かり分は残りわずかに迫っておりましたが、追加でもう少々いただけることになりました♪
こちらのお求めはどうぞお早めに☆

火打山



久々の妙高山。
珍しく南堀から。こちらからだと、
いつもの西堀からは見えない火打山も見えるのですね。
右奥に小さくぴょこっと見える三角が火打山。
妙高山には登ったことがありませんが、 火打山には随分前に一度だけ。

私の短い登山歴の中では、一番のチャレンジでした。
ネパールでのゆっくりトレッキングよりも断然キツかった!
登りは一歩一歩の積み重ねですが
山頂から一気の下りはとてもこたえました。
以来、左膝はウィークポイントです。
でも、憧れの山小屋泊まりの朝は
紅葉に初霜が降りた素晴らしい高谷池でした。

また、登れるひとになろう。

***

あの時、一緒に登ってくれた友には今も感謝しています。
ありがとう。


2011年8月29日月曜日

「羊毛とおはな」ライブのお知らせ



最近もっぱら、そら屋で流れているのは
羊毛とおはな」 さんの歌声とギターの音色。

CMソングなどで聞き覚えのある方も多いと思いますが
のびやかで甘すぎないハスキーボイスがとても心地よいです。
NEWアルバムに収められている洋楽カバーも素敵ですが
オリジナル曲もとてもよくって・・・
ついつい口ずさんではご機嫌さん♪

9月25日(日)に、高田小町でライブが開催されます。
秋のはじめの夜のひととき、ココロゆるめてお過ごしください。

そら屋ではチケットおよびNEWアルバム「LIVE IN LIVING for Good Night 」
のお取り扱いをしています。
席数が少ないので、お求めはどうぞお早めに☆

***

羊毛とおはな 「cafe tour 2011」 上越公演

2011年9月25日(日)
開場 / 17:00   開演 / 18:00

会場:上越 町家交流館 高田小
住所:新潟県上越市本町6-3-4

料金:一般¥3,500
(全席自由/税込/当日¥500増)
【お問い合わせ】
オレンジ・ヴォイス・ファクトリー 076-411-6121

café たびのそら屋 025‐522-5131



そら屋もゆるっとしに参ります。
当日は夕方区切れ次第
早じまいさせていただきます。
どうぞご容赦ください。

2011年8月28日日曜日

「サラエボ、希望の街角」上映会のお知らせ



今週末の土曜は、上越映画鑑賞会の例会です。
大変重いテーマの中に、今回は希望が残る作品だとか・・・

抗えない紛争や悲劇に遭遇してしまったひとは
どう乗り越え、人生を再生させていくのでしょう・・・

悲劇の前に戻ることはできなくても
新たに見出せるもの、生み出せるものがあると
まさに紛争の最中にサラエボで育った女性監督が示す
未来へのまなざしから
何かを感じ取りたいと思います。




そら屋に前売り券ございます。
どうぞお出かけください。

***

当日は、夕方区切れ次第、閉店させていただきます。

世界館で逢いましょう。

2011年8月23日火曜日

『まだ、まにあうのなら』



このブックレットをご存知でしょうか。
24年前に発行されて50万部のロングセラーとなり、今また増補新版の発行と共に読まれているという
『まだ、まにあうのなら-私の書いた一番長い手紙』
 甘蔗珠恵子 著 (地湧社)

1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の後に、一人の母親としての立場から書かれた「手紙」
を収めたこの小冊子が
当時高校生だった私に与えた衝撃はとても大きいものでした。

どうして私の手元にやってきたのだったか・・・
読んだ後、何かをせずにいられなかった私は、10冊を取り寄せて親しい友人らにあげたのだったと思います。
でも多分、そういうことを共有できる友は少なかったのですね^^:
何冊か残ったまま、実家の押し入れにしまい込んでいたのを覚えていて、先頃、探し出してきました。
皆様に、読んでほしくて。

甘蔗さんも書いておられますが、様々なことが「無関心」の隙を縫って進められてきました。
原発に無関心でいられるのは、原発の実情をよく知らないことも要因であると。
これだけの事故を目の当たりにし、空気や食品の放射能レベルには敏感になりながらもなお、
「そうはいってもね・・・」と脱原発に踏み切れない思いでいる方がおられたら、
もう是非読んでください。きっと、知らなかったことだらけです。

ただね、関心はあっても、私も一緒です・・・
選挙権も無い高校生だった頃、「オトナたち何やってんの?」と腹立たしく思っていましたが
結局、オトナになった今、何をやってるんでしょう・・・
何をやってきたんでしょう・・・
50万部が読まれても、原発は増え続け、監視機能は張りぼてだった。。。
・・・だめだめじゃん。。。

だから、今こそできることをしようと思います。
少なくとも今、私は私の「場」を持っているから
発する声に耳を傾けてくれる皆さまがいてくれるから
発信していきますよ。
自分のためではあるけれど、同じように迷いながら、明るい未来を望んで、模索している
誰かのお役にも立てるように。


◆カウンターにございます。複数ありますのでお貸し出しできます。どなた様もどうぞ。

2011年8月22日月曜日

いいお休みでした




こんなふうにだらりんと過ごしたわけではなく


そら屋史上かつて無いほどのあくてぃぶさで過ごした5日間でした。
悲願達成とも言える出来事です。

休みを休養とデスクワークのみで終わらせないという
休みにはちゃんと遊んで過ごすという
ただそれだけのことなのに、なかなか実現できなくて・・・

体力無しなわりにおシゴト熱心なものですから
基本的に日常業務で精一杯なのです。
予定・体調・万事整え、意を決して挑まねば叶いません。

胸の内にはロッキーのテーマ・・・
シゴトは楽しく。是あたり前。
暮らしも愉しく。其は
疲労しすぎてちゃ叶わぬ夢。
闘うは自分。いかにしてゆとりと体力を生み出すか・・・
7年目にしてようやくいい感じです☆

ただ、今回はあまりにも動き続けで、休み前からひいていた夏風邪は治るすべもなく・・・
とってもギリギリ~な1週間でした。

でも、そのスレスレ感が・・・ 総じてミラクルだったということでしょう。
休み初日にはまさかの発熱だったのですが
翌日には予定通り、両親と富山へ。
2泊して、暑い市内と、上の方だけうんと寒かった立山を散策
おいしいものをいっぱい食べて、歩いて、しゃべって、笑って
心配していた父の脚腰もなんとかもったし
うまい具合に雨にもあたらず
ちょっと迷いながらも行きたい所にちゃんと行けたし
富山はとってもいい街でした。
そして、上越に戻ってから久々に会った祖母とは、これまたちょっとした奇跡があって・・・
(そのことが、この休暇の一番の出来事だったかな・・・


休暇明けの仕込みは、
木曜の晩から始めても金曜いっぱい尽きることなく
バタバタしたまま迎えた土曜は早速に賑わって
うれしい再会にもあまり話す余地が無かったのは残念でしたが
久々のそら屋の空気・・・
なんともいえないフロアーの和やかな気配、
お客様が醸し出してくれるこの平和な感じというのは・・・
他の何処にも無いそら屋の空気で。。。 しあわせ~。。。

カラダはヨロヨロでも、ココロは満っち満ちの休み明けでした。



ですが
実は非常に残念な出来事が・・・

バタバタの折に、
ヨロヨロが祟って
こともあろうに梅シロップの瓶を・・・
割ってしまいました(泣)
皆様に夏の疲れを癒していただくべく
この夏一番たくさん仕込んだ最後の梅ちゃんでしたのに・・・

覆水盆に返らず
流れた梅シロップ帰る瓶無し
過ぎし時はお盆に戻らず・・・

なんというハチべぇっぷり(泣)
それもまたいつものそら屋でしょうか(苦)
痛む胸を携えて
振り返らずに教訓としてまいります!
来年は絶対グビグビ飲む~!

さぁ、この疲れを何で癒しましょうか・・・

☆飲める方には梅ワインがスタンバイしています♪

2011年8月15日月曜日

夏休み

たびのそら屋にも夏休みが来ました♪
8月15日(月)から19日(金)まで
お休みさせていただきます。

どうぞご容赦ください。



お陰さまで昨日、夏休み前最終日が無事に終わりました。
長期休暇前はいつも仕込み加減にハラハラしつつ
お客様をお迎えする気持ちもいつも以上に気合が入って
全力出し切ります。

しばしのお別れにとご来店下さった皆さま
にこにこ笑顔と美味しい差し入れ、たくさんありがとうございます。

お盆の帰省やご旅行でお越し下さった皆さま

旅の空気とうれしい気持ちをたくさんたくさん、ありがとうございます。

休み明けには
最後の梅シロップが、ちょうど仕上がりそうです。
元気の素をご用意して、またお待ちしています ^‐^


2011年8月3日水曜日

seven years



窓辺の朝顔紐から旅立ちました
蝉は地中で7年過ごすのだとか
出てきたら違うお店になっていましたよ~
とは言わなかったと思いますが
このコが産んだ子が次に出てくる時は
どんな景色になっているでしょう
変わらず緑ゆたかな、平和な場所でありますように

私が営んできた日々の傍らにそっと居たのね
と思ったら、なんだか愛おしい抜け殻でした

***

このたびの県内豪雨では、7年前の7.13水害以上の被害があったとのこと。
被災された皆様には、こころよりお見舞い申し上げます。

上越のそら屋と中越の実家をご心配下さった皆様、ありがとうございます。
お陰さまでそら屋周辺の降雨はさほどではなく無事、
実家の方はガレージに少し浸水した程度で済みました。

7年前の刈谷田川の決壊と中之島地区の洪水被害は
実家の最寄りであっただけに、思い返しても胸の痛む、身のすくむものです。
流域の方々が復興にご尽力してこられた日々と
それをまたあっけなく崩し去ろうとする自然の猛威・・・
それぞれの厳しさに言葉を失くします。

かろうじて直撃されずに済んでいる身のこの上ない幸いと
変わらぬ日常を送れることに感謝しながら
かけがえの無い日々を大切に謳歌しようと思います。
7日間を精一杯謳う蝉たちに倣って

元気にいきましょう。



◆夏休みのお知らせ◆
8月15日(月)から19日(金)まで
お休みさせていただきます。
皆様もどうぞよい夏を^‐^

2011年7月27日水曜日

内山木年さん 個展in東京 

こちらは東京に住む皆様へ、ぜひともご紹介したい個展です



上越ゆかりの素晴らしい画家さんがたくさんおられる中で
この方もまた、私の中では格別な存在です。


上越に越して来て間もない頃
高田公園のお堀端で、着物姿でキャンバスに向かう方をお見かけしました。
それが、内山木年さんでした


彼の描く細密な蓮は、それはそれはうつくしく

掌の葉にたたえられた雫にも
淡く透けるように重なり合う花びらにも
ただただ嘆息し、引き込まれてしまうのですが
とりわけこころを掴まれたのは
枯れて折れ重なった茎が水面に映る様でした。
「敗荷」 (はいか、あるいは、やれはす) という言葉を知ったのは、その頃です。

それまで、秋から冬にかけての荒涼とした景色は
寂しく、侘びしく、あまり好まないものでしたが

木年さんのまなざしを通して、見えるものが変わりました。

ひと夏を咲き誇り、晴れやかに生ききって、次のいのちを蓄え、黙する・・・
その姿に、こころの鎮まりを覚えるようになりました。


***

太陽の光が眩しすぎた頃のことです。
目に映る景色から、色を失くした頃のことです。

今は、両方わかります。

晴れた日も、雨の日も、必要なこと。
夏の日も、冬の日も、たのしいこと。
うれしい日も、悲しい日も
それぞれに受け止めて、いとおしみます。



是非、お出かけください

2011年7月26日火曜日

ひぐちキミヨ「お餞米展」

今年も直江津祇園祭に合わせて開催中です



彼女のブログを見たらわかります

どれだけ祭りが、そして直江津の町が好きなのかって
そんな彼女が描くのだから・・・



展示会場は祭りの気配でいっぱいでした

丁寧に描かれた一枚一枚から
祭り人たちの熱気が溢れ出て・・・
というか、ひぐちさんのうきうきが伝わってきて
観ている顔がほころびます


お囃子が聞こえてきます
館内に流れているのはいつもと変わらぬ音楽なのに



直江津祇園祭は昔むかし、大災害を悼んで始まったのだとか。
町おこしとか観光という前に
本来の祈りと願いと、そこに暮らすひとたちの喜びが
今もしっかりと土台にあるように感じられるこのお祭りは
29日の「お餞米奉納」で締めくくられます。

今年はなんとなく祭り会場には近寄らずに過ごしていますが
海から聞こえてくる花火の音に耳を澄ませながら
変わらぬ日常にある喜びを思う夜でした。

2011年7月20日水曜日

早じまいのお知らせ


7月21日(木)は
誠に勝手ながら夕方区切れ次第、早じまいさせていただきます。
どうぞご容赦ください。



今日もすごい夕空でした

***

この休みは我ながらビックリの怒涛のアップ。
何か降りてきたかな。
日々の感謝と感動を、なるべく記しておきたいのです。

西日本の台風被害を思いながら

東日本の被災地を思いながら
今日も今日に感謝を。

2011年7月19日火曜日

ゆりちゃんバッグ

 先日の月見うさぎの画像はこちらのバッグ



7月13日(水)
スミレ屋のゆりちゃんにオーダーしていた二つ目のバッグが届きました☆

 

前にスミレ屋イベントで買った 「コチコチさんセレクトの割りピンセット」
を素材として託したがゆえに
↑ココのデザインに長らく悩んでくれたとのこと。

お陰さまでとってもうきうきな仕上がりに。
黄色いお月さまのボタンが非常に美味しそうです。

さっすがぁ~♪

 

中はこんな感じ。右側はモチーフが無いのでささっと完成した一つ目のバッグ。
つい地味で似たような生地ばかり選んでしまう私に
ゆりちゃんがほどよくさし色を加えてくれます。

見えないところにはちょこっとうふふな布を。




二つ揃ってご機嫌です。
どちらも日々一緒にそら屋に通うお仕事かばん。

朝には「今日もがんばるぞ」と
夜には「今日もお疲れさん」と
思いながら手にするバッグです。

ありがとう☆