2013年1月30日水曜日

雪降る町からの便り

閉店から3カ月、転居から2ヵ月。
そら屋を閉店したのにまだ営んでいる、という夢を見ました。

************

その日は従来の定休日であるにも関わらず、
まだ閉店をご存知ない方が来るといけないからと言って店を開けていて・・・

確かに、常連さまたちはみんな閉店をご存知なのでいらっしゃらないのですが
ほ~んのときたまいらっしゃる方が来られたり・・・
近くの高校のひとクラス分全員!みたいなご来店
(そんなのは営業時には一度もなかったですけど) で、てんやわんや・・・

夢の中ではどんなに走ってもいっこうに進まないのと同じで
夢の中でのシゴトは本当に大変で、追われっぱ.なし

へとへとになった私が 「明日こそもうやめよう」 って言うと・・・
そこへ現る、スタッフのらんちゃんが
「水曜までやらないんですか?」って言うんです・・・

今日は定休日の火曜だから来る人は少ないし  
(それでも満員御礼なんですけどー(>_<)
いつも定休明けの水曜はご来店が多いので、開けた方がいいのではー、と・・・

(ちなみに、そら屋基準は売り上げとかじゃないんです。
(来た人が無駄足になるのが一番申し訳ないので、そういう意味で
(たくさんのひとが来る可能性がある水曜日を開けて、終わりにした方がいいのではー、って
(夢の中のらんちゃんは言ったハズなのです。
(ええ、そのように私が育てましたから間違いないです(-_-)v

でもすっかりへとへとな私は 「え~ まだやるんでしか~(/_;)」って・・・

「らんちゃんたら、頼もしくなったねっ(>_<)」

っていう夢でした^-^:

*******************

転居以来、そら屋のお客様や上越の知人らの夢を、本当によく見ます。
前日考えていたことなどがモロに現れるので、非常にわかりやすくて笑えるのですが
この時は、ちょうど上越の知人たちからの嬉しいお便りが重なったからだと思います。



あの方もこの方もお元気で・・・
つながっていることがうれしいです


今年も、着物に角巻で雁木を歩く「あわゆき道中」が
レルヒ祭前夜祭の2月9日(土)午後、高田の町にて催されます。

お問い合わせは「あわゆき組」まで。


2013年1月24日木曜日

がぁがぁ


残念ですな。
いや全くそうですな。がぁがぁ。


と鴨たちは言っていないとしても
全く残念です。がぁがぁ。

原発県民投票条例案、新潟県議会否決。

簡単ではないのは当然のこととして
どれだけ議論なされるかが注目されたのですが・・・
大変ザンネンな結果に終わった新潟県議会。

福島の原発事故を受けて、
それ以上の規模(出力、世界最大級)である柏崎刈羽原発を、
我がこととしてどう考えるか、
その再稼働の判断材料に、県民の声を汲んでほしい、
そのために県民投票をしたい、
という6万8千人にも上る県民から寄せられた署名を、どう受けとめるか、
ということが論点だったハズなのですが・・・

議論の内容については、県内ニュースで報道されたり
「みんなで決める会」 から発信された範囲で知るのみなので再記しませんが、
最終日の臨時会を受けて、「みんなで決める会」の橋本共同代表が
「議論の論点がどんどんズレていった」とコメントしておられました。

ニュース内でのインタビューを見ていると、彼女はほんとにエライなと思います。
感情的にならず、評価すべき点は評価し、端的に状況を伝えつつ、
こちらの主張を明確に整理して発信する。

利害が対立する問題について、単純な敵対関係では解決できない、という実例を
映画「みつばちの羽音と地球の回転」上映会の折に、
鎌仲ひとみ監督 からお聞きしたことが思いおこされます。

おそらくテレビに映らないところでも、腰の上がらない議員たちとの地道な対話に
相当努力しているであろうことを想像しながら、感心しつつ・・・

自由な立場の私は悪態ついちゃうけどね。

個々の議員に送った事前アンケートについて、
最大会派の自民党議員からの個別回答はなく
党としての統一見解しか出されなかったことについて、
個人としての意見を表明できないポジションの議員であることを不甲斐なく思え~!
と。

自民党県議団が「原発は国策であり」「専門知識を要することであり」という理由で
投票条例案を否決したことについて、
それは県議でありながら、ふるさとにおけるこの重大案件の議論を放棄するということであり
県民に対しての責任を放棄しているってことだと知れ~!
と。

なんでこんなのを新潟県民は最大会派にしちゃってるかね、というザンネン感も
国民は先の衆院選挙でもこんなのを大勝させちゃって・・・
というザンネン感もありますが
議員たちにそれだけの信託を受けた自覚があるなら、
もっと己れの責任を果たしてくれ! と思います。

以上、悪態しゅーりょー。


今朝のニュースでは、活断層の基準が変わるとかで
そうすると、刈羽原発の下にあるのは活断層に該当するとかで
再稼働は困難になるのだとか。

だからといって終わらないのが原発問題の深刻なところ。

未だ策なしの放射性廃棄物の処理や、本体の廃炉までの長い道のり。

そこに莫大な経費と、そこに従事してくださるたくさんの労働者の方々を被爆させ続け
何万年も消えてはなくならない放射性物質のかたまりを
自然災害時の懸案としてだけではなく、テロの標的としても抱え続けるのです。

だから、ちゃっちゃとその終末処理に向かって舵を切ってください。
クリーンエネルギー開発への投資に切り替えてください。

いいかげんに、自分の頭で考えて、先送りをやめる決断をしてください。




 ところで16日に
「知事の意見書」なるものが報道された時、
で?結局のところ知事の意見はどっちなん?
と、私にはさっぱりわからなかったのですが
まさにそんな指摘で、
 報道だけではみんなもわからないよね・・・
と思ったものですが、

そのことも含め
コメントへの返答部分でも事態・実態についての解説があり、
 とても参考になりました。

県議の皆さんひとりひとりはけっして地元への想いが無いわけではないと
(そりゃあたりまえよね。)
でも、だったらやっぱり、なおさら情けない
と、思います。

反対意見だっていいんです。
自分はこういう考えで反対だということを
(仮にそれが一律「国策だから」という内容であったとしても)
議場なりアンケートなりで、県民に対して
一議員としてその名において、自分の言葉で表明させてくれ

と、なんで言えないのかと。

その決断に信念があるならば。


がぁがぁ。



2013年1月15日火曜日

成人式の思い出




といっても自分の式のことではなく。
昨年の、成人式にまつわることを思い出しました。

週に何度か夜ごはんを食べに来て下さっていた、おひとり暮らしのお客様。
その日の話題は、前日の「成人の日」のニュースについてでした。

全国ニュースでは、首都圏や、被災地としての東北地域の成人式の様子が
映し出されていたとのことでしたが、
「みんなしっかりしていたわよ~」と感心しきりの I さん。

例年取り上げられていた式の運営妨害のような話題はなく
インタビューに答える新成人たちの言葉はそれぞれに芯を感じられて、
とても頼もしかった、と。
それは、あの大災害を身近に目の当たりにしたからではないか、とも
おっしゃっておられました。

御歳70になろうかという I さんの、この時代を、若年者たちを、未来を、
見つめるまなざしがどんなものであるか、私には図り知れませんが
何かとても希望を感じられたご様子で、何度もその感動を口にされていました。

今年は私も夕方のニュースなど見れるようになり
関東では異例の大雪となった中で行われた成人式のレポートなどを見ることが
できましたが・・・


アララ・・・ 
こともあろうに、目頭が。。。


不慣れであろう雪の中を、
すっかり濡れてしまったであろう足袋に着物姿で
ほかほかの笑顔を見せてくれる姿がもう拍手ものですが
やんちゃそうなメイクや髪形をしていても、
既にしっかり働いていたり、目指すものがあって努力していたり・・・ 
東北のコたちなどは、ふるさとで自分が何をすべきか
ちゃんと覚悟がある様子・・・

いやはや、ほんとに頼もしい!
ハタチの自分が恥ずかしい!


そんなことを想いながら
I さんと日々、カウンター越しに交わした言葉の数々を思い出したり
今年は成人式のニュースをどんなふうにご覧になられているかしら・・・
と思ったり。。。

新成人に負けず、雪の中、お元気でいらっしゃいますように。



ちょっとずつね


小さなつぼみがほころんで
咲き始めました

これまでと環境が変わったので
温度や日当たりを気にして室内をあちこち移動させていましたが
本当はひと所で動かさないのがいいのですってね
無理をかけました
咲いてくれてありがとう

***

いろんな意味で試行錯誤です
まだ、手応えとしては不十分なのです

モーレツに激しかった日々も
年末年始の諸々までがなんとか終わってひと段落
  
無い力まで絞り尽くして
腑抜け気味かもしれません
 
湧き出るパワーはまだわずか
新規吸収にも再充電にも
あれ?こんなに不器用だったっけ?と思うくらい
思いのほか時間を要しています

まあ、緊張がようやく少し緩んできて
そう、シクラメンの花弁がひとつようやくほどけたように

ちょっとずつね
  
***

年末年始の不在の間に
最初の花が咲いてしまうのではないかと心配された
シクラメンのオオモリさんでしたが 
結局それから半月後の開花というゆっくりペースでした

もとい、「ゆっくり」
というのは私基準の勝手な尺度ですね
これが今年の環境の中でのオオモリさんのペースかもしれないし
 もしかしたら、いつだってこれくらい「ゆっくり」だったのかもしれません
これまでの私が日々バタバタと走り過ぎていて
時々思い出したように立ち止まっては
「育ったね!」と勝手に驚いていただけなのかもしれません

先に伸びた茎の根元には
まだまだたくさんの小さなつぼみがスタンバイ
春を待ちながらゆっくりと順番に咲いていきます

「それくらいのペースでちょうどいいんです」

まるで 大森さん ご本人が
仰っているような


2013年1月7日月曜日

新年のごあいさつ


新しい一年 最初の太陽

元旦は一日中雪でしたが
 二日はほんのひと時の晴れ間がありました

ひらけた景色が見たくなり
土手にあがりたい と申しましたら

 
案内してくれました
殿実家のお散歩隊長



今年はどんな景色に出逢えるでしょう

大切なひとたちがみんな
変わらず元気でありますように

遅ればせながら
今年もどうぞよろしくお願いいたします